2017年10月号

日本キリスト教団成宗教会

牧師・校長  並木せつ子

このお便りは、なりむね教会からのメッセージです。キリスト教会は神様の愛について学び、伝えます。子供さんも大人の方も、読んでいただければ幸いです。

萩原総子先生のお話

(これは4月9日にお話しいただいたものです。)

聖書:マタイ27章11-26節

「受難」

萩原総子

 受難とは苦しみを受けるという意味です。誰が苦しみを受けたのでしょうか?イエスさまですね。イエスさまは神さまの独り子です。父である神様の教えを正しく皆に伝えるために、この世にお生まれになったのです。だからイエスさまは神さまのことを沢山お話してくださいました。お話だけではありません。いつも祈りをもって病気を癒してくださり、困っている人、悲しんでいる人を励まし、慰めて下さり、皆がまちがった方に行かないよう、正しい道に導いて下さっていました。そのイエスさまが十字架刑という残酷な刑を受けました。その裁判の様子がマタイによる福音書27章11節から26節に書かれています。

祭司長や律法学者たちは、自分が誰よりも正しく偉いと思われたい。そのことばかり考えていて、神さまの本当の心、教えを考えなくなっていました。イエスさまに「それは間違っている」と言われたこと。イエスさまを慕い、お話を聞くために多くの人々が集まるようになったことが悔しくて、がまんできなくなり、ついに殺そうと皆で相談したのです。その頃ユダヤはローマ帝国という大きな力の強い国に支配されていました。死刑という刑はそのローマから来たピラトという偉い役人が決めることになっていました。そこで何としても死刑をピラトから言い渡してもらおうと、祭司長たちはイエスさまが「ユダヤ人の王と言っている」などと、死刑になりそうな悪いことをいろいろ言いました。こんな時私たちなら、少しでも罰を軽くしてもらおうと「絶対そんなことはしていません」「そんなことを言っていません」と必死になって言い逃れしようとしますね。

イエスさまはどうなさったのでしょう。イエスさまは自分の刑を逃れようとか、軽くしてもらおうとか、考えておられませんでした。12節にあるように、「訴えられている間、これには何もお答えにならなかった。」どうして何も言われなかったのでしょうか。それはどんなに苦しくても、辛くても、神様の御心にどこまでも従うため十字架に向かって行こうと決意されていたのです。この裁判の少し前、イエスさまはゲッセマネの園という所で一人になりお祈りされています。「父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願いどおりではなく、御心のままに。」わたしの願っているようではなく、神さまのお考えのままになさって下さい、と神さまの御心を受け入れる覚悟をしておられたのです。

ピラトは23節「いったいどんな悪事を働いたというのか」と死刑にしなければならない理由は何も見つけられないと思っていながら、群衆の激しい「十字架につけろ」という叫びに負けて、これ以上言っても無駄だし、騒ぎが大きくなっても困ると思い、「わたしには責任がない。お前たちの問題だ」と十字架刑を言い渡してしまいました。

 私たちもイエスさまが教えてくださった大切な神さまの御心を無視したり、祭司長や律法学者たちと同じように、人のことをうらやましく思ったり、かっこよく思われたくて威張ってみたり、ピラトのように強い声に負けて人を悪いと決めつけたりしてしまうことがあります。そんな私たちのためにイエスさまが代わりに十字架に掛かって、神さまに私たちの罪を償ってくださったのです。イエスさまが受けてくださった十字架の苦しみの意味を思い感謝して過ごしましょう。

10月の御言葉

「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。」ヨハネによる福音書15章5節ab

10月の教会学校礼拝

(毎週日曜日、朝9時15分~9時45分)

神様に感謝して祈り、歌います。イエスさまのお話、聖書について学びます。

◎ お話の聖書箇所と担当の先生は次のとおりです。

10月1日 (日)   マルコ14:3-9       お話の担当…  並木せつ子

8日(日)  ヨハネ15:1-10             並木せつ子

15日(日)  ルカ18:1-8              萩原総子

22日(日)  マルコ12:28-34           興津晴枝

29日(日)  イザヤ42:5-6            山口智代子

                                                                  

教会・教会学校からお知らせ・お祈り

「知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています。」

(新約聖書、コロサイ人への手紙2章3節)

教会・教会学校からお知らせ・お祈り

  • わたしたちが生きるために一番大切なことは、神さまを知ることです。
  • 皆さんの生活のすべてを恵みの道へと導いてくださる神様がおられます。この方を、聖書を通し、イエス様の教会を通して学んでください。
  • 中学生以上の方は、大人の礼拝(毎日曜日10時半~11時半)にもどうぞ。
  • 小学生以下のお子さんも、お家の方と一緒なら、大人の礼拝に参加できます。
  • お友達も誘ってください。成宗教会学校は皆さんのおいでをお待ちしております。

成宗教会・行事のお知らせ

  • 10月29日(日)成宗教会バザー・・・午後1時~3時。子供コーナ―もできますので、皆さんのお手伝い、ご参加、ご奉仕宜しくお願いいたします。

成宗教会では、毎年、教会学校クリスマス、大人も子どもも参加できるクリスマス祝会とクリスマス・イヴ礼拝に向けて準備を致します。楽しみに参加してください。